皆さん、いきなりですが、こんなお悩みはないでしょうか?
・そもそもつみたてNISAって?
・つみたてNISA?どう始めたら?
・金融商品をどう選べばいいのか。。
この記事を読めば、つみたてNISAのことがわかり、正しく資産形成を始めることができますので、最後まで読んでくださいねー。
つみたてNISAとは?
「そもそも、つみたてNISAってなんなの?」
Twitter、他のSNS、ニュース媒体などでみて
こう思われた方も多いのではないでしょうか?
金融庁はこのように説明しています。
”つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。
つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。”
金融庁が安全であると判断した対象商品の中から選んで、少額から積立投資が可能なため、投資初心者にやさしく始めやすい投資の仕組みとされています。
金融庁の概要です。

では、なぜ投資初心者がつみたてNISAから始めた方がいいか。
ここについて触れていきますね。
つみたてNISAを始める5つのメリット
ズバリいいますが、なぜ初心者がつみたてNISAを始めるべきかというと、つみたてNISAが投資初心者にとってわかりやすく、他にはないメリットがたくさんあるからです。
以下が5つのメリットです。
①投資運用益が非課税
②長期積立、分散投資が手軽に始められる
③対象商品(投資信託)の手数料が低い
④いつでも売ることができる
⑤年齢制限がない
それぞれ解説していきますね。
①投資運用益が非課税
つみたてNISAで投資した商品(投資信託など)の売却益や配当所得は、非課税であるため、税金を支払う必要がありません。
具体的には、通常だと利益の20.315%の税金がかかるのですが、その税金がかからないという点が大きいポイントになります。
この差分で投資の利益を最大限に生かすことができ、大きな差が生まれます。
最初は想像できないかもしれませんが、将来1000万円の利益が出て20%引かれるとなると200万円税金になりますからね。大きいです。
②長期積立、分散投資が手軽に始められる
つみたてNISAは、SBI証券や楽天証券などのネット証券なら100円から始めることが可能です。
また、金融庁が厳選する投資信託を選べるため比較的安全性の高い商品を選ぶことができます。また複数の投資信託を選ぶことができ、投資信託によっては幅広く分散投資していることが多く、リスクを分散することも可能です。
③対象商品(投資信託)の手数料が低い
つみたてNISAで取り扱われる投資信託は、一般的な投資信託と比較して手数料が低い傾向にあります。長期投資ではこの手数料が非常に大事です。
利益幅が大きくなってくるとちょっとした手数料の違いが、数百万円単位の利益の違いになるから要注意です。
④いつでも売買できる
つみたてNISAで投資した商品は、原則としていつでも売却することができます。
ただし、2023年に売却した場合には、その年度のつみたてNISA枠内(40万円)が減ってしまい使えなくなるので、どうしてもでない限りは売らないようにしましょう。
ちなみに、2024年からの新NISA制度では、売却してもNISA枠は戻ることになっています。注意すべき点は、売却した場合、次の年から復活するとのことなので、ここも要注意です。
⑤年齢制限がない
つみたてNISAは、日本在住の18歳以上の方であれば、年齢制限がありません。iDeCoのように65歳で制限されてるわけではないので、年齢に関係なく、誰でも利用することができます。
つみたてNISAを開始するタイミング
結論からいいますが、つみたてNISAは気づいた時に始めるのがベストなタイミングです。
特に2024年は新NISAが始まるので、2023年のつみたてNISA投資枠をしっかり完了して、生涯投資枠を少しでも増やしておきたいからです。
また新NISAが始まった段階で準備するより、今のうちから投資に慣れておくことが重要です。経験上、投資になれるまでは少し時間がかかるからです。非課税となるメリットを最大限に活かすために、早く始めるに越したことはありません。
また値段を気にしてなかなか始められないと思いがちですが、マーケットが上昇トレンドの時も、下落トレンドの時も、長期視点でみるとあまり変わらないため、いつでもいいから毎月の積立を始めて高騰時も下落寺も経験してみるために始めてみるがベストです。
つみたてNISAを始める手順
それではいよいよ、手順です。
STEP①:証券会社を決定する
まずつみたてNISAの口座開設するためには、どの証券会社の口座を開設するかを決める必要があります。
経験上、今なら大手ネット証券がオススメです。
理由は、
たった100円から少額投資が可能
クレカ積立でポイント貯まる
ポイント投資ができる
取り扱い本数が多い
クレカ積み立てでポイント貯まると
年間3万円投資した場合、年間3600ポイント貯まります。
クレカではない場合は年間0ポイントです。
比較してみたので、ご覧になった上で検討してみてください。
SBI証券 | 楽天証券 | |
投資信託数 | 2664本 | 2656本 |
つみたてNISA | 183銘柄 | 182銘柄 |
IPO実績 | 122社 | 74社 |
注目メリット | IPO実績多数あり。手数料を抑えられたり、VポイントやTポイントを貯められる。外国株投資にも対応。 | 楽天ポイントで投資信託や国内株式に投資可能。外国株投資にも対応。 |
重要な部分は、取扱銘柄とその数、積み立てする際のルールなどの部分です。
銀行でも「つみたてNISA口座」を開くことも可能ですが、
取扱銘柄の少なさや利便性から、上記のネット証券をオススメしています。
今回は、今一番オススメしたいSBI証券で進めていきましょう。
STEP②:口座開設の申し込みを行う
SBI証券をクリックして、開設申し込みをします。
公式サイトにアクセスします。

以下の手順に沿ってやれば、インターネット上ですべて完結でき、窓口にいく必要はありませんし、スマホでも簡単に手続きができます。いい時代になりました。

審査時に必要な書類(主に本人確認書類・マイナンバー確認書類を提出)の提出も、
郵送やウェブサイトだけでなく、スマホで書類をアップロードして申請できます。
口座開設のプロセスの中で、NISA口座の開設も一緒にできるので、NISA口座を設定して、つみたてNISAを始めていきましょう。
詳しいSBI証券の口座開設手順についてはこちらを参考にしてください。

またお客様サポートでチャットや電話での相談もあるので安心ですね。
STEP③:口座開設通知を受取後、証券口座に入金する
書類提出後に審査が実施される
本人確認、マイナンバー書類など必要書類を提出した後は、
金融機関や税務署で審査が実施されます。もし審査が通らなくても、再度やりなおしはできるので安心してください。
また本人確認書類とマイナンバーカードの不一致、特に住所などがあるようであれば、事前に調整しておきましょう。
マイマンバーカードがない場合は、通知カード+運転免許証などでの申請もできますので、SBI証券のページにて詳細を確認してみてください。
口座開設の通知が届く
審査を無事に通過したら、口座開設の通知を受け取ることになります。
基本的には登録先のメールに、または郵送ハガキで通知連絡がいきます。
余談ですが、審査完了前でも取引は可能ですが、審査に通らなかった場合、課税対象口座に移されるので取引は控えた方がいいです。
証券口座に入金する
完了通知を受け取ったら、証券口座に入金します。
SBI証券はSBI銀行と、楽天証券は楽天銀行と連携しており、提携銀行口座をつかった自動スイープを利用することが可能です。これを使うと商品購入時に入金が自動で行えるようになります。
つみたてNISA口座の入金方法はそれぞれ設定がシンプルですので、
証券会社のガイドに沿って実施してみてください。
STEP④:投資する商品を選ぶ
まずつみたてNISAの対象商品を選ぶ必要があります。
その中でどの商品を選ぶかですが、基本的には個人の責任で信託報酬や手数料、人気順などをみて決定するものです。
ランキングやインフルエンサーの意見もききながら、どの商品にするか自分で判断してみてください。
ちなみに僕のオススメはSBI証券ランキングトップ3の商品です。
例)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
STEP⑤:積立金額を決定後、設定する
商品が決定したら、積立を実施する金額を決定して、設定に進みましょう。
基本的にはつみたてNISAの上限金額は年間40万円、月額3万3,333円です。この金額で積み立て設定を行います。最初から満額いかなくても大丈夫です。自分のペースで少額から始めてみるのもいいと思います。
つみたてNISAを開始する時の注意点
それでは最後に注意点です。
つみたてNISAを始める上では以下の点に注意してください。
元本割れの可能性はあります。
購入できる商品は投資信託とETFなので、どれも元本は保証されません。
きちんと正しい知識を学んで、元本割れのタイミングで、売却してしまわないことが大事です。
個別株の購入はできないです。
初心者は個別株を買いたくなる気持ちもわかりますが、ハイリスクハイリターンなため、個別株を購入する必要はありません。
損をしても損失として計上できません。
通常であれば、株式取引などの利益や損失は、損益通算、繰越控除の対象内です。
ただ、つみたてNISAの損失は基本的にはないものとして扱われることが多いです。
そしてその他の利益との相殺も不可になります。
まとめ
以上、つみたてNISAの始め方について解説しました。
マインドブロックが発動しがちですが、焦らずひとつずつやれば、つみたてNISAは簡単に始められます。
2024の新NISAが始まる前に、2023年から少しずつでも始めておくのがベストです。
口座開設したら、教えてくださいねー。
それでは今日も焦らず少しずつ。
ではまたー。